知らないうちにリフォームされていました。
ここ何年か、忙しかった事もあり、実家には殆ど帰る事が出来ませんでした。もちろん、連絡はしていましたし、それなりに話もしていたのですが、私自身、あまり余裕がなかったのは事実です。けれど、割と頻繁に電話で話していた事もあり、実家のことは把握しているつもりでした。ところが、先日、何年かぶりに実家に帰ったのですが、言葉も出ないほど驚かされてしまいました。というのも、実家がリフォームされていたからです。あるべき姿というか、昔のままの姿の実家があると思っていた私は、自分の家の前に着いたものの、すっかりかわってしまった外観に、思わず住所と表札を確認してしまったほどです。そんなわけで、今回の帰省時の話題はリフォームのことで持ちきりでした。何故か両親には「あれ?言ってなかったっけ?」と実にあっけらかんと言い放たれてしまいました。確かに、私が事前にリフォームの事を聞いていたところで、何か出来たとは思いません。それに、忙しかった状況からも、中途半端に耳にしてしまうよりも、聞かずにいた方が良かった様にも思います。けれど、やはり慣れ親しんだ実家が、ある日帰ってきたら姿を変えていたというのは、あまりに寂しいものです。感傷に浸り、最初の2、3日はそう思っていたのですが、やはり新しくなった家が心地よく、すぐにリフォーム後の実家にも慣れたのは言うまでもありません。やはり新しいって良いですよね?
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